万九千神社のお膝元

出雲生姜は、島根県出雲市の神立にある万九千神社のおそばの畑で神様に見守られながら、栽培しています。
収穫した生姜や、その生姜から作った「じんじゃエール」「結び甘酒」などの商品は、神社に奉納しています。

万九千神社は、神在月(旧暦10月)に全国から出雲へと参集された八百万神が最後にお立ち寄りになるとの神話を今に伝えています。 八百万神は万九千神社において、出雲路における神議り(かみはかり)を締め括り、宴(直会=なおらい)を催したのち、神在月26 日から翌未明にかけて諸国へとお旅立ち(神等去出=からさで)なさるとされています。

出雲のジンジャー

地域を元気にしたいとの想いから、出雲生姜は万九千神社と連携して地域が盛り上がるような商品開発をしています。
神社の社務所では、お供えした生姜の撤下品(てっかひん)として出雲生姜入り結び甘酒や「御神酒代」(じんじゃエール)などを授かることができます。

万九千神社の錦田宮司は、出雲生姜の看板商品「出雲生姜じんじゃエール」の考案者のひとり。誰もが惹きつけられる話と愛嬌で、地域の伝統や文化を今に伝える、神立にはなくてはならない存在です。出雲生姜の生姜(ジンジャー)で神社を応援するというキャッチフレーズを広い心で受け入れてくださいました。宮司には、私たちがこの地で農業をはじめたときからお力添えをいただいています。これからも地域の方々との心からのお付き合いの仕方をはじめ、心の拠り所である神社と共に地域発展に貢献する商品開発のあり方などを学びたいと思っています。

万九千神社・錦田宮司より

「出雲生姜屋の南さんは、祭事、農業と手段は違えど、” 地域の発展と文化の継承を目指す” という同じ目的で歩んでいらっしゃいます。これまで通り、出雲の神立という地域の豊かな歴史文化、神在祭や神等去出(からさで)祭の良き理解者として、これからもその文化を継承し、国内外へと発信していっていただきたい。そして、日本の国の基、原点である農業と神社で力をあわせて、地域と人々を元気にしていきたいと思います」