出雲生姜では、身体を温める辛味成分を多く含んでいる品種を調べて選抜し、定植後は化学肥料と農薬を使わず育てています。一般的に、慣行栽培(農薬や化学肥料を使用した栽培)の生姜は生産量ベースで99.7%以上と言われています。子供たちを遊ばせることができるような畑で作った、美味しい生姜を食べていただきたい。そんな思いで家族で栽培しています。
2016 年に収穫した生姜を島根県産業技術センターにて分析した結果、他地域、他国産の生姜15 種類以上に比べ、身体を温める辛み成分( ジンゲロール) が最も多く含まれていることがわかりました。 一般市場に最も流通している高知産生姜(土佐一)の約3倍も辛味成分が多いんです。さらに、生姜は蒸して乾燥させることで、より温め効果が高まりますので、生姜の粉末を使った生姜シロップなどの加工品がオススメです。
ジンゲロールはファイトケミカルという植物が作り出した化学物質の一種で、生の生姜に多く含まれている辛味成分です。
主な作用は
- 殺菌作用
- 免疫細胞を活性化させる作用
- 胆汁の分泌を促す作用
- 吐き気、頭痛を抑える作用
- 血管を拡張する作用
- 抗酸化作用 など
また、ジンゲロールから得られる効果は以下のようなものがあります。
- 冷えを改善
- 免疫力の向上
- 吐き気や頭痛を抑える
- コレステロール値の低下
- ダイエット など
年間を通して、何かと冷えに悩まされがちな女性にとっては心強い食べ物なんですよ。